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【フローリング選び】床の種類

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【フローリング選び】床の種類

【フローリング選び】床の種類

2023/06/09

こんにちは!高性能住宅を建てる三重県伊勢市の工務店toiroで施工管理をしているhiroshiです。
今回は、お家作りに欠かせないフローリング選びについて。フローリングが違うだけでお部屋の印象は全然違うものになります。
そんなフローリングには、大きく分けて2種類あります。

無垢床、複合フローリングの違い

[無垢床](無垢フローリング←toiroでは無垢床と呼んでいます。)


一本の木からなる材料で天然100%の木材です。
特徴として↓

 

  • 質感や肌触り、木の香りが良い
  • 天然の木なので色合いに変化がでるが、経年変化として楽しめる
  • 湿気により膨張収縮し、反りや隙間が生じたりする。(湿度管理必須)
  • 傷がついても削って消したり、メンテナンスが容易
  • 表面がえぐれても無垢なので、目立ちにくい。傷も味となる。
  • 塗装の仕上げによって使い分けができる
  • 水に弱い
  • 高価。職人の手間代もフローリングよりコストがかかる。

[複合フローリング]

合板を基材としてその表面に化粧材(天然木の薄板や、木目調の化粧シート)を張り合わせたものをいいます。

特徴として↓

  • 種類が豊富
  • お掃除等の日常のお手入れが楽なものが多い
  • 反りや割れが起こりにくい
  • 価格帯が幅広く無垢に比べ安価なものが多い
  • 商品によって安っぽく見える
  • 深い傷がつくと修復が難しい

 

ざっくり特徴をあげるとこんな感じで、用途によって使い分けると良いと思います^^

無垢床の塗装仕上げによって使い分ける

無垢床の塗装には浸透性塗料(自然由来のオイル仕上げ、ワックス仕上げ)と、造膜型塗料(ウレタン仕上げ)があります。

浸透性塗料は、木の素材感を残しつつ木の内部まで浸透し保護します。耐水性は低く汚れや変質は生じやすいため、濡れてしまったら直ちに乾拭きします。
メンテナンスは年に一度ワックスがけを推奨します。(我が家は一度もしていません笑)

造膜型塗料は、木の素材感は少々失われますがツヤが出て、木の表面に薄い塗膜を張り保護します。耐水性はある程度あり、固く絞れば水拭きは可能(中身は水に弱い無垢材なので大量の水はNG)
メンテナンスのワックスがけは不要です。

「ペットの粗相が気になる。。」「子どもがよく飲み物をこぼすしなあ」という方にはこういったある程度、耐水性のある床が良いかもしれません。

お子様が良く汚すLDKはウレタン仕上げ、寝室はオイル仕上げというように使い分けするのもいいですね。ウレタン仕上げの無垢床材の方がオイル仕上げよりも少々お値段が高いので、予算削減にもなります^^

無垢床住人歴4年の僕の感想

toiroで建てる全ての新築では無垢床を採用しています。無垢床生活歴4年の僕からも無垢床をオススメします!少々高価にはなってしまうんですが、見た感じ、天然の木の温かい感じ、肌触りが最高です。裸足で歩くと気持ちいいんですよ^^
傷や汚れもお家の物語として経年変化も楽しめますし^^

ちなみにtoiroは打合せ室と寝室ががオイル仕上げ、それ以外がウレタン仕上げで使い分けているので両方とも体験していただけます。

傷のつきやすい子供部屋は複合フローリングにしたり、LDKはウレタン仕上げにして耐水性を高めたりとフローリングの選択肢は色々ありますね。フローリングの種類、仕上げの違いで使い分けができることを知らない方も多いのではないでしょうか。

悔いのないお家作りになりますように^^

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